卒業生インタビュー

参加者が合格するまでにどんなことをしてきたのか、申込用紙とどう向き合ったのかをインタビューしました。

参加したいけど何から手を付けてよいかわからない学生さんや、ご自身のお子さんや生徒にチャレンジさせたいと思っている保護者や教職員のみなさんの参考になれば幸いです。

西村 礼恩 さん

大阪府立大学工業高等専門学校(2013年5月現在)
2013年セキュリティ・キャンプ ネットワーククラス参加者

テレビにでましたね!(一同笑)

(宮本)キャンプに参加したということはすごい倍率※1に通ったということですが、実際応募用紙の記入にどのくらいの時間がかかりましたか?
(西村)1枚目が基礎、2枚目が応用課題となっていて、2枚目の問題に時間がかかりました。頭使いながらで3-4時間かかったと思います。

(宮本)(平均より少ない時間だと思いますが)よくその時間でできましたね。
(西村)本腰を入れたのはキャンプの応募用紙を見てからですがもともとネットワークをやっていたこともあり内容的に慣れている部分もありました。

(園田)キャンプに応募しようと思ったきっかけは?
セキュリティには興味があったけど何をしてよいかわからず、まずはまっちゃ勉強会※2に参加しました。

(園田)勉強会に参加したきっかけは?
誰か(知人)がtwitterでつぶやいたのをみて、もしかしたら自分に合うかと思って参加しました。参加したらぴったり自分に合って面白いなと思いました。

(園田)どんな内容の勉強会でしたか?
DNSの勉強会でDNSキャッシュポイゾニングの話しでした。

(宮本)実際キャンプではネットワーク周りの話しをおなかいっぱい経験したと思いますが、参加してみてどうでしたか?
(西村)僕にとっては、ターニングポイントになりました。今メインにやっている技術は火種となったのがセキュリティ・キャンプで、キャンプに出ていなかったら今やっていることが見つからなかったと言っても過言ではないと思っています。

(園田)今やっていることはなんでしょうか?
(西村)今頑張っているのはネットワークのファジングです。

(園田)プロトコルのファジングも行っていますか?
(西村)はい。園田さんの本は読んでいます。

(宮本)もともとプログラムの読み書きに抵抗はなかったのですか?
(西村)そうですね。C言語は抵抗ありますが。

(宮本)応募のときはC言語の不完全なソースコードの課題があったと思いますが、よく読めましたね?
(西村)似ているコードを探しながら回答しました。

(園田)情報は都度探しながら回答している参加者が多いですね。
応募用紙からはパケットが好きだと感じがしましたが、ネットワークは面白いですか?
(西村)面白いです!通信の基礎と考えるとここでやるバイナリよりつなげるためのネットワークが一番楽しいと思います。

(園田)実験とかしていますか?
キャンプ行く前に頑張らなくては!と思い、家にあるネットワーク機器にNmapを送ってポートが空いているのを確認し、Wireshark、Scapyを使ってキャプチャして眺めました。

#家の中だけでお願いします。(宮本)

(宮本)それでは最後にこれから応募する人へメッセージをお願いします。
(西村)個人的にはスタートラインに立てるのがキャンプだと思います。応用より基礎を固めていればキャンプ講師は見ていてくれるので、気難しく考えずにチャレンジしてほしいと思う。
とはいえ「基礎を知っているだけ」ではきついと思いますので、僕はネットワークスペシャリストの本とセキュリティスペシャリストの本を読みながら勉強しました。
あとは手を動かしながら勉強しました。これが一番だと思います。

(一同)キャンプに興味がある方はぜひ応募お待ちしております!

(左)講師 宮本久仁男  (中央)西村礼恩さん  (右)講師 園田道夫

【撮影動画】動画で見たい方はこちらからご覧ください。

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