Security & Programming Camp Caravan 2009

キャラバン名古屋

セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン名古屋

お知らせ

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2010.1.24
キャラバン名古屋、開催を終了いたしました。多数のご参加、ありがとうございました。
2010.1.22
キャラバン名古屋、事前の参加申込は締め切らせていただきました。当日の参加受付もいたしますので、参加ご希望の方は当日直接会場までお越しください。
2010.1.19
キャラバン名古屋、多数の参加申込をいただきましてありがとうございます。事前の参加申込は、1月22日(金)午前10:00をもちまして一旦締め切らせていただきます。なお、当日の参加受付も可能ですので、事前申込をされていない参加ご希望の方は、当日直接会場までお越しください。
2010.1.19
キャラバン名古屋、ご参加の方にお知らせします。会場の名古屋市立大学滝子(山の畑)キャンパス周辺にはコンビニはありますが、大学から少々離れておりますので、昼食は事前に用意されてご来場いただくことをお勧めいたします。なお、当日は学内の生協および食堂は営業しておりません。
2009.12.24
キャラバン名古屋、パンフレット【PDF:2,094KB】、がダウンロードできるようになりました。
2009.12.17
キャラバン名古屋、講義内容をアップしました。
2009.12.4
キャラバン名古屋、参加申込を開始しました。

若年層の情報セキュリティおよびプログラミングについての興味を深めることと優れたセキュリティ&プログラミング人材の発掘と育成を目的として、今夏開催したセキュリティ&プログラミングキャンプの成果とその蓄積されたノウハウを広く一般の方々にも公開すること、これからキャンプに参加していただきたい若い方々に正しい情報セキュリティの理解と意識の向上を図ってもらうこと、また、OSSを中心としてプログラミングやアプリケーション開発について興味を持っていただくことを目的として、「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2009-名古屋-」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時

平成22年1月23日(土)10:00~16:30(終了予定)

開催場所

名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 経済学部棟(3号館)101教室
〒467-8501
名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1
(地下鉄 桜通線「桜山」駅下車徒歩12分、
市バス JR金山駅7番のりばより金山11・12・16「滝子」下車、8番のりばより金山14「滝子」下車)
※☆ 駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

講義内容

1.セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバンについて

【10:00~10:05】 セキュリティ&プログラミングキャンプ事務局

2.セキュリティ&プログラミングキャンプ2009の紹介と基礎科目講義

【10:05~11:45】 講師:園田道夫、吉岡弘隆

セキュリティ&プログラミングキャンプとは?
目的と概要
今年のセキュリティ&プログラミングキャンプ2009の紹介
キャンプ事業全体のご紹介と今年のキャンプで実施した内容について、ビデオ画像なども交えながらコース別に説明します。セキュリティコースでは4つのクラスに分かれて講義を行いました。それぞれのクラスの特徴や講義内容について紹介します。プログラミングコースでは、3つの組からなっていました。それぞれの組の特徴や講師を紹介するとともに講義の内容や、どんな受講生がいたかを紹介します。また、両コースの参加者や講師が一同に会して実施した交流企画などについても紹介します。
情報セキュリティ基礎「セキュリティの基本を疑う」
一般的なセキュリティ対策と言えばウイルス対策、アップデートなどと自動的に思い浮かぶ人も増えてきているようですが、その常識はなぜそうなったのか、今でも同じ常識のままで良いのかなどを考えてみる時間にしようと思っています。
プログラミング基礎

園田道夫(そのだみちお)

現在、サイバー大学IT総合学部准教授(情報セキュリティ)、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターラボ非常勤研究員、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)研究員。

著書に「Winnyはなぜ破られたのか」、漫画「アクセス探偵IHARA」、監修に「ハニーネットプロジェクト」、「ファジング」、「実践パケット解析」、翻訳(一部)に「実用SSH第二版」、「Snort2.0侵入検知」「暗号技術大全」がある。

吉岡弘隆(よしおかひろたか)

楽天株式会社 開発部 アーキテクチャー&コアテクノロジー課 アーキテクトグループ セキュリティ&プログラミングキャンプ2009、プログラミングコース主査。

U-20プログラミングコンテスト審査委員。カーネル読書会というコミュニティを主宰している。

「Debug Hacks」オライリージャパン刊、著者。2008年、経済産業省商務情報政策局長感謝状、楽天テクノロジーアワード2008金賞受賞。

3.プログラミングコースの講義内容から その1

【12:35~13:15】 講師:笹田耕一

「プログラミング言語組2009」
2009年度セキュリティ&プログラミングキャンプのプログラミングコース、プログラミング言語組では、Rubyを題材に、だけどRubyは殆ど書かない言語処理系の講義を行いました。今回は、その一端をお見せします。

笹田耕一(ささだこういち)

2006年東京農工大学博士課程退学し東京大学の助手に。2007年東京大学にて博士(情報理工学)。現在、東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学専攻(秋葉原拠点)の講師。言語処理系、オペレーティングシステム、並列システムなどのシステムソフトウェアに興味を持つ。

2004年から日本Rubyの会理事、2006年からRuby処理系のコミッタ。

4.プログラミングコースの講義内容から その2

【13:20~14:00】 講師:川合秀実

「30分でできる!OS自作ライブ」
前半では、キャンプでの「OSを作ろう組」について概要を説明します。そして後半では、講師が30分間でのOS自作に挑戦します(実況付き)。受講者には、作業の意味の詳細を理解するための説明書や、後日手元で同じことが再現できるよう、作業手順書を配布します。

川合秀実(かわいひでみ)

OSASK計画 代表。横浜創英短期大学 非常勤講師。

著書:30日できる!OS自作入門(毎日コミュニケーションズ)。IPA未踏ユース1期生(2002年度)。2000年からOSASK計画の代表者として、在宅で開発を行う。

時代に逆行するような「軽量」に特化したプログラミングに定評がある。

5.セキュリティコースの講義内容から その1

【14:10~14:50】 講師:村上純一

「マルウェア解析」
マルウェアと聞くとなにか特別なものを想像する方もいるかもしれません。本講義では、マルウェアをソフトウェア的に捉えて如何に解析していくか、マルウェア解析の現場はどうなっているのか、と言ったことについてお話します。

村上純一(むらかみじゅんいち)

株式会社フォティーンフォティ技術研究所 先端技術研究部長。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターラボ非常勤研究員。Windows/Linuxカーネル、リバースエンジニアリング、仮想化技術等に関するエキスパートであり、セキュリティ脆弱性やマルウェアの自動分析技術、攻撃緩和技術、対策技術に関する研究に従事。Black Hat US 2008、Black Hat Japan 2008、RSA Conference Japan 2009にて講演。その他、寄稿・講演多数。

セキュリティキャンプ2006より講師を務める。

6.セキュリティコースの講義内容から その2

【14:55~15:35】 講師:竹迫良範

「脆弱性、指摘する人される人」
もしもあなたが脆弱性を見つけてしまったら、見つけられてしまったら。ソフトウェア脆弱性の届出制度や開発側の対応について、近年様々な取り組みが行なわれ改善されてきていますが、まだまだ課題は残っています。XSS、CSRF、リモートコード実行など、実際に起きているWebアプリケーションの脆弱性のオープンな指摘事例やその影響なども交えて、どう対応して行くのが良いのか、より良い対策について考えて行きたいと思います。参加者からの発言も大いに期待します。

竹迫良範(たけさこよしのり)

Shibuya.pm 2代目リーダー。オライリーPerlクックブック第2版の監訳など。

広島市立大学情報科学部情報機械システム工学科(知能ロボット講座)卒業。

独立系ITベンチャーにて大企業向けEIPパッケージソフトの開発に従事。

2005年よりサイボウズ・ラボ株式会社に入社。LL業界にて講演活動多数。

2008年Microsoft MVP Award - Developer Security 受賞。

7.質疑応答およびフリーディスカッション

【15:45~16:30(終了予定)】 講師:全員

講義全般やセキュリティ&プログラミングキャンプについての質疑応答と、参加者と講師陣による、セキュリティやプログラミングについて、日頃の疑問点やトピックスなどなんでも自由に話していただくコーナーです。

参加申し込みについて

事前の参加申込は締め切りました。当日の参加受付をいたしますので、参加ご希望の方は直接会場までお越しください。

参加申込・資料請求・お問い合わせ先

住所
財団法人日本情報処理開発協会「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン事務局」
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-9(機械振興会館内)
TEL
03-3432-6964
FAX
03-3432-9389
E-mail
camp@jipdec.or.jp

個人情報の取扱いについて

主催者および事務局が「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2009」の実施運営に際して取得した個人情報につきまして、事務局運営業務を実施する財団法人日本情報処理開発協会の個人情報保護方針に基づき、適正に取扱いを行います。「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2009」の運営においてのみ使用し、その他の第三者に提供することはありません。

パンフレットのダウンロード

主催、共催、後援

主催
独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティ&プログラミングキャンプ・コンソーシアム(財団法人日本情報処理開発協会、NPO日本ネットワークセキュリティ協会)
共催
経済産業省
後援
名古屋市立大学、文部科学省