セキュリティキャンプ2009 開催レポート

【セキュリティコース】 第4日目 8月15日(土)

8:28

専門科目(自由選択科目1)

1-A クライアントのセキュリティ(吉田講師)【3階 3023教室】

1-B ソフトウェアの不正実行防止(Windows編)(塩月講師)【3階 3011教室】

1-C 仮想マシンにおけるセキュリティ(宮本講師)【3階 3014教室】

1-D ハニーポット(濱本講師)【3階 3024教室】

12:30

昼食

13:30

専門科目(自由選択科目2)

2-A 暗号と暗号解読~古代から現代まで~(上野講師)【3階 3011教室】

2-B 無線LANのセキュリティ(滝崎講師)【3階 3023教室】

2-D ハニーポット(濱本講師)【3階 3024教室】

17:00

終了

17:15

特別講義(ハイテク検事 大橋 充直 氏)【2階 渚】

「ハイテク犯罪の現状~やって良いことと悪いこと~」

「このキャンプの参加者は非常に高いスキルを持っている」と断言しながらも、「スキルが高い人の未来は両極端。成功してすごいお金持ちになるか、悪用して犯罪者になってしまうか」だと語って、機械を支配することによる優越感や、技術悪用によるインターネット上での金もうけが容易であることを指摘しつつ、「人生を棒に振るから、やっちゃだめだよ」と警鐘を鳴らしていただいた。

17:55

特別講義(株式会社はてな CTO 伊藤 直也 氏)【2階 渚】

「世界を変えるプログラミング」

伊藤氏は自身の幼少から現在までのコンピュータ体験を語り、その中で「はてなブックマーク」という日本で最も利用されているソーシャルブックマークサービスを開発した経験から、「プログラミングで世界を変えられるのは明らか。アイデアだけで世界は変えられない。自分の手で証明するしかない」と、学生たちを激励した。そして、「チャンスを逃さないためには、継続的に学習することが大事。学習意欲を継続させるには『この道でやっていくんだ』という覚悟と、自分に足りないものを持っている人と出会って『困難にぶつかる』という経験が必要」とアドバイスしていただいた。そして、実践的であれ。「自分が作った」が圧倒的に正しい。自分で何かを作り出して、世界を変えようと力強く語っていただいた。

18:40

夕食

19:40

交流企画(BoF2)【2階 渚】

各トラックは先着順とし、参加者は渚前に貼られた全体プログラムについている参加チケットをとって、それぞれのトラック毎に集まって、BoF2ミーティング開始。

BoFテーマ一覧

22:30

終了

今回は参加したいトラックを事前に公開して選択制にしたために、非常に盛り上がったトラックが多く、途中でチューターの優秀な研究成果発表を挟み、参加者だけでなく、講師陣や委員も巻き込んで、非常に有意義な時間をすごすことが出来たという意見多数であった。一応、予定時間どおりに終了。参加者はここで自室に戻り、講師陣やスタッフは後片付けをして23:00に会場を閉めた。

23:00

就寝

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