セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2008

キャラバン-高松-

キャラバン高松 
  盛況のうちに終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。

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若年層の情報セキュリティおよびプログラミングについての興味を深めることと優れたセキュリティ&プログラミング人材の発掘と育成を目的として、今夏開催したセキュリティ&プログラミングキャンプの成果とその蓄積されたノウハウを広く一般の方々にも公開すること、これからキャンプに参加していただきたい若い方々に正しい情報セキュリティの理解と意識の向上を図ってもらうこと、また、OSSを中心としてプログラミングやアプリケーション開発について興味を持っていただくことを目的として、「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2008 -高松-」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

開催場所:高松工業高等専門学校 図書館3階イノベーションホール
       〒761-8058香川県高松市勅使町355
       TEL: 087-869-3811(代表)
       高松駅バスターミナル10番バス乗り場から(瓦町経由)
       (1)由佐空港,由佐岩崎,池西行に乗車(約25分)→
       小山停留所下車,徒歩(約10分)
       (2)御厩(みまや)県立プール行に乗車(約30分)→
       西田中停留所下車,徒歩(約5分)

講義内容 (12月20日(土) 10:00〜16:20)

1. セキュリティ&プログラミングキャンプの紹介

【セキュリティ&プログラミングキャンプ事務局】10:00〜10:30

  • セキュリティキャンプとは?(目的と概要)
  • 今年のセキュリティ&プログラミングキャンプ2008レポート(ビデオ映像)
  • キャンプ参加者の声を紹介

2. セキュリティ基礎(正しい情報セキュリティを学ぶ)

【講師:園田 道夫】10:35〜11:30

  • なぜ情報漏洩は止まらないのか
  • ウイルスはなぜ危険なのか
  • 人はなぜネット詐欺に引っかかるのか    など
園田 道夫(そのだ みちお)

園田 道夫(そのだ みちお)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)研究員
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)研究員(ハニーポットWGリーダー)
株式会社セキュアスカイテクノロジー取締役
日本サイバー大学IT総合学部准教授
技術者教育講座、教育企画、コンサルテーション(ISMS、Pマーク、TRUSTe)などに従事。
著書に「Winnyはなぜ破られたのか」、共著、共訳には「実用SSH第二版」、「Snort2.0侵入検知」、「暗号技術大全」 、「企業情報ネットワークの保護管理」、「平成19年度テクニカルエンジニア情報セキュリティ試験に良く出る午前問題集」、監訳に「ハニーネットプロジェクト」、「実践パケット解析」、「ファジング」、マンガ「アクセス探偵IHARA」、マンガ「アクセスガールアスカ危機一髪」等がある。 日経パソコンオンラインにて「蔵出しセキュリティ」連載中。
セキュリティキャンプ2004、2005、2006、2007に講師として、セキュリティ&プログラミングキャンプ2008に実行委員、講師として参加。

3. セキュリティ応用(より深く情報セキュリティを学ぶ)

【講師:宮本 久仁男】11:40〜12:35

  • 仮想マシンの便利さと落とし穴〜仮想マシンモニタの機能を例にとって
概要:
仮想化技術自体は、古くて新しい技術ともいえます。その中でも、コンピュータの環境を複数提供するような仮想マシンモニタは、高速なネットワークを活用できるような機能を備えるようになり、仮想マシンそのものが、より自由度が高い配置を行えるような機能を備えるようになりました。
ところが、新しい機能がどのような形で実現されるのか?ということをきちんと把握していないと、危険な構成をとりかねません。また、仮想マシンモニタの管理機能がどこにあるのか、そしてその管理機能はどのようなリスクにさらされているのか?ということを把握していないと、また危険な構成をとりかねません。
本セッションでは、Xenの構造や、仮想マシンモニタとして新しい機能を紹介し、その前提でどのようなリスクがあり、どのような対応を行うのか、というのを、実例を交えて説明します。
宮本 久仁男(みやもと くにお)

宮本 久仁男(みやもと くにお)

1991年電気通信大学卒。同年(株)NTTデータに入社。
ソフトウェア/システム開発、技術支援、技術調査等を経て、現在は情報セキュリティ管理業務に従事。
同時に社会人大学生として、情報セキュリティ大学院大学博士後期課程にも籍 を置き、研究に勤しむ日々。
個人的興味から、NetBSDのjman作成や必要に応じた各種ツールのクイックハッ クにいそしむ。UNIXシステム管理やFLOSSについては完全に個人的興味から、情報セキュリティ については、システム管理時代に危機感を覚え、自学自習で学びつつ成果をコミュニティにフィードバックしたり、テーマを見つけたりという日々。 ネットワークプロトコルにも興味を持ち、WebDAVやIPsec、暗号化トンネルをテーマに日々検証中。また、OSには長い期間興味を持っており、現在はOSを動かす環境としての仮想化技術〜とりわけXen〜に強い関心を示している。

4. プログラミング基礎

【講師:吉岡 弘隆】13:30〜14:25

概要:
プログラミング基礎を解説します。具体的にはアルゴリズム、ソースコードの読み方、デバッグの方法、プログラミングの勉強の方法などを解説します。
また、プログラミングの楽しさやオープンソースソフトウェアなどについてもお話しします。
吉岡 弘隆(よしおか ひろたか)

吉岡 弘隆(よしおか ひろたか)

ミラクル・リナックス株式会社 シニアエキスパート
日本OSS推進フォーラム ステアリングコミッティ委員。
2000年6月、ミラクル・リナックスの創業に参加。
98年にNetscapeのソースコード公開(Mozilla)に衝撃をうけ、オープンソースの世界に飛びこみ、ついには会社も立ち上げてしまう。
カーネル読書会というコミュニティを主宰している。

5. プログラミング応用

【講師:竹迫 良範】14:35〜15:25

  • Webプログラミングの未来について
概要:
- JavaScript周辺技術の最新動向
- ウェブブラウザで動く言語処理系の紹介
- 残りの時間はIT業界の未来と地方の魅力
について、皆さんとお話しできればと思います。
竹迫 良範(たけさこ よしのり)

竹迫 良範(たけさこ よしのり)

Shibuya.pm 2代目リーダー。オライリーPerlクックブック第2版の監訳など。
広島市立大学大学卒業後、大企業向けEIPパッケージソフトの開発に従事し、2005年よりサイボウズ・ラボ株式会社に入社。1977年生まれの0x1F歳として第29回U-20プログラミング・コンテスト審査員などを経験し、
2008年 Microsoft MVP Award - Developer Security を受賞。
最近は開発言語に依存しないApacheモジュールを書いたりしています。


6. 質疑応答およびフリーディスカッション

15:30〜16:20

講義全般やセキュリティ&プログラミングキャンプについての質疑応答と、参加者と講師陣による、セキュリティやプログラミングについて、日頃の疑問点やトピックスなどなんでも自由に話していただくコーナーです。

概要

開催日時 平成20年12月20日(土) 10:00〜16:20
開催場所 高松工業高等専門学校 図書館3階イノベーションホール
〒761-8058香川県高松市勅使町355
TEL: 087-869-3811(代表)
高松駅バスターミナル10番バス乗り場から(瓦町経由)
(1)由佐空港,由佐岩崎,池西行に乗車(約25分)→小山停留所下車,徒歩(約10分)
(2)御厩(みまや)県立プール行に乗車(約30分)→西田中停留所下車,徒歩(約5分)
☆駐車場は用意しておりますので、お車でのご来場も可能です。
定員 80名
(申込先着順とさせていただきます。定員に満たない場合のみ当日参加を受け付けます。)
参加の申込 どなたでも参加できます(参加無料)
参加申込先
セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン-高松-
開催は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。


※ 個人情報の取扱いについて
(以下の内容にご同意の上、お申し込みください)

主催者および事務局が「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2008」の実施運営に際して取得した個人情報につきまして、事務局運営業務を実施する財団法人日本情報処理開発協会の個人情報保護方針に基づき、適正に取扱いを行います。「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2008」の運営においてのみ使用し、その他の第三者に提供することはありません。
問合せ
資料請求先
財団法人日本情報処理開発協会「セキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン事務局」
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-9(機械振興会館内)
TEL:03-3432-6964
FAX:03-3432-9389
E-mail : camp@jipdec.or.jp
PDF PDFパンフレットはこちらからダウンロードできます
パンフレット(表)[PDF:2.5MB]
パンフレット(裏)[PDF:3.8MB]

共催:国立高等専門学校機構 高松工業高等専門学校 経済産業省|後援:香川県教育委員会


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