■セキュリティキャンプ2007 開催レポート■
第4日目 816日(木)
8:00 ■S.P. 3 :3024教室
 「某CMSツールの脆弱性発見からIPAへの報告まで」
 「未だに絶滅しない脆弱APの謎」

さすがに疲れも出てきたのか、2名の遅刻者がありました。少し体調がすぐれない参加者も出てきて、この後の体調管理にちょっと注意が必要との認識を得ました。
8:30 ■専門科目(自由選択科目)
1-A クライアントのセキュリティ(吉田講師)
 (受講者9名):3017教室
1-B ソフトウェアの不正実行防止(Windows編)(塩月講師)
 (受講者3名):3020教室
・1-C 無線LANのセキュリティ(根津講師)
 (受講者6名):3014教室
1-D ハニーポット(濱本講師)
 (受講者17名):3024教室

この日は全て参加者の興味に応じた自由選択の専門科目の講義となり、昨日までとはまた違った顔ぶれで各教室で熱い講義が行われました。教室によっては殆どマンツーマンで行われた贅沢な講義もあり、全教室ともバラエティに富んだ熱のこもった講義が行われました。
12:30 昼食
13:30 ■専門科目(自由選択科目)
2-A ログの話(園田講師)
 (受講者9名):3017教室
2-B ソフトウェアの不正実行防止(Linux編)(村上講師)
 (受講者5名):3020教室
2-C Malware体験2007(宮本講師)
 (受講者6名):3014教室
2-D ハニーポット(濱本講師)
 (受講者17名):3024教室

午後も引き続き自由選択でしたが、ハニーポットだけは午前午後通しの講義で多くの参加者を集めました。ただ、やはりどのコースも実習中心のため、参加者の眼と手は殆どPCに向かいっ放し。講師の出す様々な課題に真剣に取り組んでました。

17:30 ■特別講義2(ハイテク検事 大橋 充直 氏) :3024教室
講演題目
 ハ イ テ ク 犯 罪 の 現 状~やって良いことと悪いこと~Ver2.00
 -犯人を警察に突き出すために あなた自身が捕まらないためにw-

こちらもキャンプでは恒例となりました大橋検事の特別講義、セキュリティを学ぶものとして当然持っていなければならないハイテク犯罪法の基本的な知識から、刑事法的規制や処罰などについて熱く語っていただきました。こういった犯罪に手を染めてしまうことの重大さ、そして犯罪から身を守るために日頃心がけておかねばならないことまで、参加者によく理解していただいたと思います。

18:40 夕食(交流会形式):5F ブラウジングエリア

夕食を兼ねた交流会は、参加者と講師、実行委員、関係者、そしてゲストの大橋検事にもご参加いただいて非常に盛り上がりました。いよいよキャンプも終盤を迎えて、ちょっと体調がすぐれない参加者も出てきてしまいましたが、ほぼ全員が有意義な時間を過ごして、様々な交流の輪を広げていきました。
最後には場所を移して恒例の記念撮影。
19:45 ■グループ実習:3024,3014,3017教室

いよいよ発表に向けての最終段階となったグループ実習ですが、まだまだ議論を熱心に続けるグループや発表資料の分担を決めて、あとは個々で作業を黙々と進めるグループもあり、講師陣は遅れ気味なグループに数人づつサポートに着いて、最後の追い込み。チューターも担当のグループが遅れ気味の場合には非常に熱心に指導していました。結局は終了時間になってもなかなか終わらずに、大きく時間をオーバーして22時40分に終了。事務局から最終日の注意事項を聞いて解散。ただ、まだ続きを部屋で行うグループもあったようです。
22:40 終了
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